―お鈴とは?―

 お鈴というと、なんとなく時代劇の娘役のような名前ですが、仏具の一種で「りん」とも呼ばれるものです。 お仏壇の前にあるお椀上の、ばち状のもので打つ、あれです。「ちーん」というような響きを奏でます。 一般的には、楽器という印象は薄いかもしれません。

 このお鈴ですが、もちろん金属製です。材質は様々ですが、銅器製のものも多く普及しています。 おやっ。「銅器」です。銅器といえば、わたしたちのまち高岡ではないですか。

 高岡と銅器の関係は、1611年にまでさかのぼります。 かの二代目加賀藩主前田利長公が高岡のまちを開いたときに、 7人の鋳物職人を招き、産業として奨励したことに、現在の高岡銅器は端を発します。 最初は鉄鋳物が多かったのですが、徐々に銅鋳物が広がり、銅器のまち高岡と呼ばれるまでになりました。 このように銅器が盛んなため、銅器のお鈴ももちろんつくられています。

 このお鈴ですが、楽器として非常に面白いものです。 お鈴の大きさや、厚みを変えることによって、 音階を作り出すことが出来、非常に響きの美しい楽器になるのです。 その響きは、人間に癒しをもたらすものです。

お鈴1音階
↑お鈴の一音階分です。中央がいわゆるバチになります。

お鈴大小
↑大小があります。

お鈴の厚みの違い
↑厚みが違うのがおわかりいただけるでしょうか。

 高岡市内の 仏具等のメーカー「山口久乗」さんでは、 楽器としてのお鈴も積極的に製作されています。特に「久乗編鐘」という十二音階をもつ、 楽器などをつくられています。詳しくは「山口久乗」さんのページをご覧下さい。

また、このお鈴の音色はJR高岡駅、また路面電車万葉線の発車音に採用されています。 電車が発車するときには必ず、快い音色が聞こえてきます。

読売新聞 北陸発 高岡万葉線にもお鈴の発着音(2005年5月31日)
読売新聞 北陸発 JR高岡駅 発車合図は仏具「お鈴」(2005年1月19日)

■では、わたしたちチーム和テイストでは、このお鈴でどんな音色を奏でるのでしょうか?
それは、「何をするの?」のページでご紹介します!

■チーム和テイストは何をしてきたのか。
それは、「レポート」のページでご紹介しています!

■これまでの和の音色探しについて。
それは、「和の音色探し」のページでご覧いただけます!

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